現在、一般的に知られているキーボードは「JISキーボード」「親指シフトキーボード」の2タイプ。この2種類はかなキーの配列が違うが、アルファベットの文字配列は同じです。いっぽう入力方式は、大きく「かな入力」と「ローマ字入力」に分けられます。かな入力は、かなの配列の違いによって、上記のキーボードに対応した2種類の入力方式があります(JISかな、親指シフト)。これにローマ字入力を加えた計3入力方式が、現在、主流となっています。もちろん、このほかにもキーボードや入力方式はあるが、今回は以上のキーボード2タイプ・3入力方式について比較・検討してみます。
一般的に知られているキーボード「親指シフトキーボード」「JISキーボード」の仕様比較です。
親指シフトキーボード | JISキーボード | |||
かな/英字配置 | 3段 | 4段 | ||
かな/英字キー数 | 30キー | 48キー | ||
シフト位置 | 中央(親指キー) | 両サイド(小指シフト) | ||
かな入力 | ローマ字入力 | |||
打鍵に必要なストローク数 | 清音 | 1ストローク | 1ストローク | 1or2ストローク |
濁音 | 1ストローク | 2ストローク | 2or3ストローク | |
半濁音 | 1ストローク | 2ストローク | 2or3ストローク | |
拗音・促音 | 1ストローク | 2ストローク | 1or2ストローク | |
句読点 | 1ストローク | 2ストローク | 1ストローク | |
数字 | かなモードのまま入力可能 | 英数モードへの切替が必要 | かなモードのまま入力可能 |